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散歩は素材の宝庫!おでかけ刺繡キットで楽しむ“50代のビーズ素材探し”体験記

Searching for materials for women in their 50s ライフスタイル

普段の犬の散歩道を少し外れるだけで、ビーズ刺繍の“素材&景色ハント”が始まります。50代になり、心身のリフレッシュを兼ねて愛犬と歩く私が、道端で見つけた思いがけない素材や景色を刺繡に活かすコツをまとめました。旅のお供ならぬ「お散歩お供」として、ぜひ参考にしてください。

おすすめスポットと出会いの記録

いつものお散歩コース近所の公園には八重桜の木があり、濃いピンクに新緑の緑の組み合わせはやっぱり可愛くて、ぽってりした桜のブローチを制作しました。

また別な日には、めったに通らない裏路地でみつけた古民家のお庭で年配の奥様とお話していてミントの葉や小菊を分けていただいたことも。植栽のオーナーと会話できるのも、散歩ハントの醍醐味です。

最近のお気に入りは、骨董市めぐりです。ビーズ刺繍でリメイクするための材料として、アンティークの着物や古着を探し歩て、掘り出し物を見つけると何を作ろうかとわくわくします。

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採取時の心得とマナー

  • 採取禁止区域を確認: 公園の指定エリアや私有地では採取NG。案内板を必ずチェックしましょう。
  • 控えめな量を心がける: 自然はみんなのもの。小さな枝葉や実をほんの一握りだけ採るようにします。
  • 地元の方への配慮: 枯れ葉や枝を借りる際は一声かけて快諾を得ると、思わぬ情報や思い出話が聞けることも。

※採取できないものは、写真に記録して、作品に取り入れましょう。

素材の下ごしらえ方法

刺繍したい花や葉を見つけた時、破れないように持ち歩いている小さいスケッチブックに挟んで持ち帰り、ティッシュと重ねた新聞紙で軽くプレスしました。2日ほど陰干ししたら、色あせもしないで葉脈がくっきり写せた時はちょっと嬉しかったです。

フリマで手に入れた着物のハギレは、どんな汚れがついているかわからないので、必ず洗ってからシワを伸ばし、刺繡枠にピタリとセットできるように整えます。

散歩素材を作品に活かすアイデア

  1. 葉脈を活かしたリーフモチーフ くっきり乾燥させた葉の型を布に写し、葉脈に沿ってシードビーズを縫い付け。緑から茶色へのグラデーションをビーズで表現すると、深みのあるリーフ刺繍が完成します。
  2. 小石チャームのピアス 持ち帰った小石にワイヤーを巻き、先端にチェーンをつなぎビーズを数粒。透かしパーツと組み合わせれば、自然派アクセサリーの完成です。
  3. ドライフラワー風フラワーピン 公園で摘んだ実を参考に、フラットシードビーズで花びらを作る。中心にゴールドビーズを置くと、まるで小さなドライフラワーを閉じ込めたようなピンができます。
  4. 古着ハギレ×ビーズのパッチワーク 複数のハギレを組み合わせたミニポーチに、ポイントで散歩ハントした色合いのビーズを刺繍。カジュアルにもエレガントにも映えるパッチワークが楽しめます。
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散歩ハントを快適にする便利グッズ

出先で刺繍したい時に持っていくおでかけセットにプラスして、薄暗いベンチ下や早朝の散歩でも細部を確認できる携帯LEDルーペ や、端切れや葉を現地で選別できるミニハサミ&ピンセット をプラスして持っていくと現地で採取する時に便利です。

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散歩や旅に出る時に持ち歩いている「おでかけ刺繍キット」はこちら。

まとめ:散歩素材ハントで日常に彩りを

お散歩をただの運動や通過時間にしない――それが、素材ハントの最大の魅力です。50代からの新しい趣味として、小さな刺繡キットをバッグに忍ばせ、心地よい“ながら時間”を手に入れてみませんか?

自然素材と手仕事が織り成す小さなアートが、あなたの毎日に新鮮な彩りを加えてくれることでしょう。ぜひ、今日の散歩から新たな創作を始めてみてください。

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