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【初心者向け】簡単ビーズ刺繍プロジェクト3選|楽しく作れる入門ガイド

3 Easy Ways to Make Bead Embroidery 作品ギャラリー

ビーズ刺繍は、一本一本に込めた気持ちと丁寧な技で、布に美しい模様を表現できる奥深い手芸です。自分だけのアート作品を生み出す喜びはもちろん、完成した作品を通じて日常のストレスが和らぐ瞬間があります。

特に、50歳になっても新たなことに挑戦したい初心者の方にとって、独学で学ぶ楽しさは格別です。ここでは、私自身の体験を基に、誰でも気軽に取り組めるシンプルなビーズ刺繍プロジェクトを3つ厳選し、その作り方やコツ、クリエイティブな工夫について詳しくご紹介します

3種類のアクセサリーの作り方がわかります

プロジェクト1:シンプルなビーズのヘアゴム

beaded hair ties no.2

可愛くて実用的なアクセサリー作り

今回のプロジェクトは、シンプルながらも日常使いにぴったりのビーズヘアゴムです。

材料

  • 小さなパールビーズや天然石ビーズ:私はサーモンピンクと白の組み合わせで作りました
  • クリスタルストーン:アクセントとして
  • フェルト:土台としてしっかりしたものがおすすめ、私は白の洗えるフェルトを使いました
  • ヘアゴム:太めのものが作りやすいです
  • 刺繍糸:色はビーズと調和するものを選びました
  • ビーズ刺繍針
  • 接着剤:ビーズ用の透明なもの

作り方

  1. フェルト準備:フェルトに十字を描き、少し余裕をもたせたサイズでカットします。下書きがきれいな出発点となります。
  2. 中心装飾:十字の交わる中心に、クリスタルストーンを配置し、これがアクセサリーの目玉になります。丁寧に縫い付けることで、輝きが引き立ちます。
  3. ビーズ刺繍:周囲に白いパールビーズを内側に、一番外側にサーモンピンクの天然石ビーズで縁取りを行います。コーチングステッチやバックステッチを使いながら、均一なラインを維持することが重要です。
  4. 仕上げ:刺繍した糸を切らないようにビーズに沿って丁寧に切り取ります。糸の端はきれいにカットし、裏面にヘアゴムと仕上げ用のフェルトを接着して、固定します。接着剤がしっかり乾くまで触らないことがポイントです。

初心者でも失敗しないコツ

  • 配色にコントラストを加えることで、作品がより目立ちます。例えば、青と白の組み合わせは爽やかでおすすめです。
  • ビーズサイズを変えてみるとアクセサリー全体の印象が変わります。私は小さな丸小ビーズから始め、大きなパールビーズや天然石ビーズにも挑戦しました。
Rose
Rose

初めて作った時は、ビーズが均等にならず苦労しました。

しかし何度も練習するうちにコツをつかみ、友人へのプレゼントとしても作ったヘアゴムは大変喜ばれました。特にクリスタルストーンが光るデザインは『高級感がある』と褒められ、自信につながりました。

プロジェクト2:ビーズフラワーのブローチ

材料

  • 丸小ビーズ:ピンクや黄色を使い、華やかな花びらを表現。私の場合はピンクと黄色で春らしいデザインにしました
  • ワイヤー:柔らかすぎずしっかりと形を保つものがおすすめ
  • ブローチ台:作品を固定するための台です
  • ニッパー:ワイヤーを切るのに必須のツール

作り方

  1. 花びら制作:ワイヤーにピンク色の丸小ビーズを通し、花びら型に曲げます。最初は形がぐちゃぐちゃになってしまうこともありましたが、何度も繰り返し試すうちに、適切な曲げ方が身についてきました。
  2. 組み立て:作った花びらを5枚ほど用意し、中心に集めて花型にまとめます。このとき、ワイヤーの固定力を高めるため、しっかりとした曲げ方で形を整えることが大切です。
  3. 中心装飾:花の中心部分には、黄色いビーズを配置し、全体のカラーバランスを整えます。まるで花の中心が輝いているかのように仕上がります。
  4. ブローチ台取り付け:完成した花型をブローチ台にしっかりと固定し、万全な仕上がりにします。

ワイヤー扱いのポイント

  • 花びらごとに異なる色を使用することでカラフルなアクセサリーが作れます
  • ワイヤーはしっかりと曲げることで形が安定します
  • 何度も形を変えているとワイヤー自体が歪んでしまいます、その時は潔く新しいワイヤーに変えて作り直しましょう
Rose
Rose

このプロジェクトでは、ワイヤーの扱いが難しく感じました。

しかし、力加減を工夫することで安定した形になり、自分でも驚くほど美しい仕上がりになりました。完成したブローチを身につけたとき、友人から「春らしくて素敵!」と言われ、大きな満足感につながりました。

プロジェクト3:ビーズ刺繍のキーチャーム

Flower Keychain

毎日使える実用アイテム

材料

  • 丸小ビーズ: 自由な配色で模様を作り出します
  • フェルト生地: 模様部分の背景としてしっかりとしたものを使用します
  • キーホルダーパーツ: 実用性を兼ね備えるために、耐久性のある素材を選びましょう
  • 裏布:合皮など
  • 刺繡糸と刺繍針: 均一な仕上がりを実現するために、しっかりした糸を使用

作り方

  1. フェルトに星やハートなどお好きな形を描きます。
  2. 輪郭に沿ってビーズをバックステッチで刺繍し、内側はヴェルミセルで埋めて模様を完成させます。
  3. 刺繍した糸を切らないように、ビーズに沿って丁寧に切り取ります。
  4. 裏面に仕上げ用の裏布を貼り、キーホルダーパーツを縫い付けます。

好きな形をデザインする楽しみ方

  •  図案をシンプルに保つことで初心者でも簡単に挑戦できます
  • ビーズをきっちり埋めなくても、全体でまとまりがでます
  • グラデーションを活かしたカラーデザインで個性をプラス

Rose
Rose

このキーホルダーは母へのプレゼントとして制作しました。母はそのデザインと実用性をとても気に入ってくれて、毎日バッグにつけています。贈り物としても大変喜ばれるプロジェクトです。

初心者のための実践的なアドバイス

知っておきたい効果的な練習方法

  1. 毎日少しずつ練習する:短時間でも毎日続けることで技術が向上します。例えば通勤電車や休憩時間を使って小さな図案の練習が効果的です。

  2. グリッド入りの布を使う:初心者におすすめなのが、均等的な配置を簡単にするのにグリッド(格子)入りの布。これを使うことできれいな刺繍を作る間隔を磨けます。

  3. シンプルなデザインから:最初は簡単な幾何学模様や文字デザインから挑戦するのが安心です。「LOVE」など短い文字を刺繍することで、ステッチの練習にも最適です。

  4. 失敗を恐れない:上手くいかない時は、躊躇せずに解いてやり直す勇気を持ちましょう。失敗が最大の学びの機会だと考えるようにしています。

  5. 刺繍コミュニティに参加する:オンラインコミュニティやローカルグループに参加してみましょう。他の刺繍愛好家と交流し、技術を共有することで刺激を受けられます。

シンプルな図案から始めるメリット

最初から複雑な図案に挑戦するのではなく、シンプルな幾何学模様や文字から始めるのがおすすめです。私は最初、「LOVE」という文字を様々なステッチで刺繍する練習をしました。これにより、各ステッチの特徴と適した使い方を学ぶことができました。

Initials in progress

まとめ

ビーズ刺繍は、初心者の方でも気軽に始められる素敵な趣味であり、小さなビーズ一粒一粒を丁寧に刺繍することで、心が落ち着き、創造力を養う特別な時間を楽しむことができます。

この記事で紹介したプロジェクトは、あくまでビーズ刺繍の入り口に過ぎません。ここから技術を磨き、自分ならではのデザインや作品を作り上げることで、達成感や喜びがさらに広がるはずです。

ぜひこの記事を参考にしながら、初心者の方も、自分の感性を活かした作品作りに挑戦してみてください。その作品が、あなただけでなく、周りの人々にも笑顔を届ける素敵なものになることを願っています。

ビーズ刺繍の世界は、まだまだ無限の可能性を秘めています。その楽しさを一緒に探求していきましょう!

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