道具と材料選び

手仕事好きが集う秋冬の祭典|心ときめくビーズ&素材探しの旅【2025年版】

2025 Fall Event Guide 道具と材料選び

お盆が終わり、夏から秋へと季節が移ろう時期はあっという間にやってきて、手仕事の時間がますます楽しくなる季節の到来です。そんな中、全国のクラフト愛好家が心待ちにしているのが「素材博覧会」と「Bead Art Show」。

私にとって、この2つのイベントは単なる展示会ではなく、“年中行事”のような存在です。昨年は会場への道すがら海風を感じながら歩き、会場に入った瞬間色とりどりのビーズと布地に心が躍りました。

手仕事をしている友人にも、「あのイベントに行くと、また作りたくなる不思議な力をもらえる」と話しています。

この記事では、年内に足を運びたい2つのイベントの概要と楽しみ方をご紹介します。

Bead Art Show -KOBE・TOKYO 2025秋

Bead Art Show

ビーズ刺繍やビーズステッチ、ビーズ織りの最新作が一堂に会する「Bead Art Show」。素材博覧会同様、年内には2会場で開催されます。

Bead Art Show – KOBE 2025秋

  • 日時:2025年11月13日(木)~11月15日(土) 10:00~17:00(初日は18:00まで)
  • 会場:神戸国際客船ターミナル(神戸市中央区波止場町7-9)
  • 入場料:500円(中学生以下無料)

会場に一歩足を踏み入れると、ガラスのように透き通ったビーズや、海外からの珍しいパーツが光を反射して輝いていました。国内外の作家たちが手掛けた作品は、どれも個性豊かで、見ているだけで時間を忘れます。

昨年私は、会場で出会った作家さんから「パディング技法」という立体感を出す刺繍方法の新しいやり方を教わりました。僅かな厚みの違いで平面的な花がふっくらと咲いたように見える…その驚きと感動は今でも覚えています。

自宅に帰ってから試作したバラのモチーフは、思わず写真を撮って友人に見せてしまったほどお気に入りの作品になりました。

Bead Art Show – TOKYO 2025秋

  • 日時:2025年11月27日(木)~11月29日(土) 10:00~17:00
  • 会場:浅草駅前産業見本市会場(東京都台東区)
  • 入場料:500円

東京で初めて開催される会場は、きっとまるで宝石を開けたような煌びやかさでしょう。天然石や、時を経て味わい深くなったヴィンテージパーツが整然と並び、その前で足を止める人々の目が輝いているのが印象的でした。

私はブースで出会った作家さんから「作品の色合わせは洋服のコーディネートと同じ」という言葉をいただき、目からウロコが落ちた気分になりました。その日購入したラピスラズリの粒ビーズは、帰宅後に作りかけのブローチに使い、全体がぐっと引き締まった仕上がりに。

展示会で得た学びは、すぐに作品に活かせるのも魅力です。

素材博覧会 -YOKOHAMA 2025秋&KOBE 2025秋

Material Expo

ものづくりに欠かせない布や糸、ビーズ、メタルパーツ、天然素材など、多彩なメーカー・ブランドが一堂に会する「素材博覧会」。年内は以下の2会場で開催が決定しています。

YOKOHAMA 2025秋

  • 日時:2025年10月2日(木)~10月4日(土) 10:00~17:00
  • 会場:横浜港大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1-1-4)
  • 入場料:500円(中学生以下無料)
  • 主催:ジャパンビーズソサエティ

港町・横浜の会場は、窓から差し込む柔らかな光と海の香りが広がり、ゆったりと素材探しを楽しめます。布、レザー、金属、リボンなど、手芸が好きなら一度は触れてみたいパーツがところ狭しと並び、どのブースもメッキに包まれていました。

私が特に感動したのは、手染めされた深紅のシルク糸。指先で撫でると、するすると流れるような質感で、その美しさに思わず何度も見返してしまいました。その糸で作った巾着は孫から「宝物入れにする!」と喜ばれ、嬉しい思い出になりました。

 

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KOBE 2025秋

  • 日時:2025年11月13日(木)~11月15日(土) 10:00~17:00
  • 会場:KOBEとんぼ玉ミュージアム(兵庫県神戸市中央区京町79番地)
  • 入場料:500円(3日間通し)
  • 主催:ジャパンビーズソサエティ

神戸初開催となる秋展では、山形の和紙パーツや九州産の染色ビーズ、欧州直輸入のレース素材など、地域性豊かな素材も並びます。

会場内に設けられた「テーブルクロス刺繍コーナー」では、その場で素材を試してみることも可能。私も昨年、隣席の作家さんの色使いをまねて小さなコースターを完成させ、大いに刺激を受けました。

イベントを120%楽しむポイント

せっかく足を運ぶなら、少しの準備で体験が何倍も楽しくなります。私がおすすめするのは、気になる作家さんやショップを事前にメモしておくこと。去年はその御蔭で迷わず目的のブースに行け、人気作家の新作ピアスを手に入れることができました。

また、作りかけの作品を持参して「ここが上手くいかなくて…」と相談すると、その場で改善ポイントを教えてもらえることもあります。さらに、カメラやスマホで許可をもらって撮った写真は、自宅に戻った後の制作のヒントになります。

会場周辺はランチタイムに混み合います。ランチは開場直後か、13時以降の利用がおすすめです。横浜の方は大さん橋で海を見ながらお弁当など持ってランチや休憩をするのもおすすめです。

◎ワークショップは早めに予約

定員が少ない人気講座もあるので、開催1週間前には公式サイトから申し込みを。オンライン申込がスムーズです。

参加者の声:私の素敵な出会い

「素材博覧会・YOKOHAMA」ではビーズやスパンコールも普段みかけないようなヴィンテージのビーズなど掘り出し物を見つけるのを楽しみにしていて、前回は手染めシルクヤーンを購入し、その糸で小物入れを刺繍したところ、“糸の光沢”がまるで宝石のように輝き、孫のおもちゃ入れに大好評。

「Bead Art Show・TOKYO」では、海外作家のビーズパターンを少しアレンジして自宅で再現。オンラインでフォローアップ講座を受講し、苦手だったグラデーション表現を克服できました。

どちらのイベントも「ものづくり仲間との出会い」が最大の収穫です。来場者同士の会話から、新たなアイデアや技法が飛び交い、手芸の楽しみが何倍にも広がります。

まとめ

年内に開催される「素材博覧会」と「Bead Art Show」は、材料探しから最新テクニックの習得まで、一度に楽しめる貴重な機会です。50代からのビーズ刺繍ライフに、“本物の素材”と“生の技法”をプラスして、クリエイティブな秋冬を満喫してみませんか?

来場予定の方は、公式サイトで最新の出展情報やワークショップ申込状況を確認し、手ぶらでも安心の準備を。素材と技術が集う大人の博覧会で、あなたらしい作品づくりに役立つ新鮮な刺激を手に入れてくださいね。

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